アルゼンチン暮らしIROIRO

アルゼンチン在住ライターの日々の想いイロイロ

お庭改革 その1

とっても春めいた陽気で23度まで気温の上がった先週の金曜日、かねてからお庭改革を手伝ってくれると言っていた友人クラウディアが、大きなシャベルと共に我が家を訪ねてくれました。

でも、さて、何から始めよう?

頭の中には以前より若干明確なお庭のイメージが描けてはいたものの、まだまだ隙間だらけで今一つ何から手をつけていいものか???という状態の私を見るに見かねて、クラウディアが提案してくれたことは、庭のど真ん中に植えてある植物を壁際に移動してスペースを作ることでした。

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この植物、背が高くしなやかで葉っぱも美しく、素敵な景観を提供してくれてはいたものの、お花の咲かないグリーンでちょっと物足りないと思っていました。自宅にいて一番長い時間を過ごすのがこのリビング&キッチンなので、その窓から見える風景は特別であって欲しい。

そこで、以前からリクエストを出していた幾つかの花の中から、この風景のポイントになる花をカラーに決めました。私の愛するメキシコを代表する画家、フリーダ・カーロとディエゴ・リベラを思い出さずにはいられないこのカラーが、自分の生活空間の中にいてくれるなんて、なんて素敵!!!

とは言え、クラウディアが自宅の庭から持ってきてくれたお裾分けカラーの植木はまだまだ小さく、こんな風に↓茂ってくれるまでにはかなりの時間が掛かりそうです。

desnudo con alcatraces

Desnudo con alcatraces(「カラーを抱えたヌード」)

Diego Rivera 1944

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これがいただいたカラー。

う~ん、ちっちゃい!

まだまだ先は長いね~。

さてこのクラウディア、半ブロックほどもある敷地に手作りの山小屋風な家を建て、残りはぜ~んぶ庭というおうちに住んでいます。こうなるともう「庭」と言うよりも「公園」という感じで、お手入れも相当大変そうですが、本人はいつも嬉々として庭仕事に励んでいて楽しそう。そんなクラウディアに教えてもらった諺がこれ。

一日幸せに過ごしたければ酔っ払うべし。

一カ月幸せに過ごしたければ結婚すべし。

一生幸せに過ごしたければガーデナーになるべし。

う~ん、結婚の幸せが一カ月だけと言うあたりがいかにもアルゼンチンらしい(離婚率がものすご~く高いので)けど、言い得て妙かも。

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こうしていったん全て土から抜いたのを・・・

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壁に沿って植えて行きました。

この日はカラーの他にもいくつかの植物を持ってきてくれたのですが、名前がイマイチ良く分からないのでまた後日記録しようと思います。

午後5時ごろにはセドリックとピカ(セドリックママ)もやってきて、これまた植物大好き人間のピカが早速クラウディアのお手伝いをしてくれました(私はムスメのご飯準備)。その後ダーリンも仕事から戻り、お決まりのマテ茶タイムでほっと一息(マテを囲んでの時間はいつも親密でくつろげるから好き)、その後解散となりました。

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まだまだ理想のお庭には遠いけれど、第一歩を踏み出した気分で大満足。土いじりも気持ち良く、先日やっと購入したホース片手に今日も張り切って水やりです!

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最近花を付け始めたとっても可愛い木、その名も「花嫁の冠」。

玄関前の風景がこの花のおかげでとっても春らしくなりました。

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おまけ2

先日アップできなかったセドリックの素敵な木登り写真です。

独立公園にて。

それにしてもアンタ、ポーズ決め過ぎだよ(笑)。

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