アルゼンチン暮らしIROIRO

アルゼンチン在住ライターの日々の想いイロイロ

昨日2度目の消毒・包帯交換に行ってきました。

あの酷い状態のおてても、2度目ともなると目をそらさずにしっかり見ることができましたし、お医者さんと一緒にお水で洗ってあげて、ガーゼの交換方法なども教わってきました。

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外す直前にはこんなに賑やかなことになっていたギブス。

ギブスにお絵かきって世界的にどこでもやることなんですねえ。

そして夕べから自宅でガーゼ交換が始まりました。いや~、切り離したばかりで糸がびんびん飛び出している指を開いて、そこにクリームを塗ってあげるのとか、私の方が痛くなっちゃうぐらいですが、本人はポコジョを見ながら割とご機嫌でいました。痛くないのかな・・・凄い状態なんだけどな・・・不思議だな・・・。

これを毎日3回はやってあげないといけないそうで、母の仕事もぐんと増えました。久々にママさん看護師登場です。子供の頃外で散々飛び跳ねて遊んで怪我をして、何度も包帯を巻くことになった私は包帯巻きには自信があり、人生、どんなことでも役に立つもんだなぁと改めてしみじみ思ったりしています。

それと、毎回手術の後に助けになるのは、ダーリンがこうした傷とか血とかに全然しり込みしないこと。ちょっとアナタ人間?ってぐらい、ほとんど何にも感じない様子。今回も病院でギブスが取れて初めておててが見られた時、私はその傷口の痛々しさに思わず目をそむけてしまいましたが、ダーリンはムスメの横で「わーい!指ができたぞぉ~!」と陽気にはしゃいでましたもんね(!!)。まだ全然「指」には見えなかったんですけど・・・。

そんなんで夕べも躊躇しながらクリームを塗る私にいらっと来たのか「俺がやろうか?」と。最終的には圧倒的に私の方が手先が器用なので、いつも私が全部やることになるんですが(ダーリンは超大雑把)、この人がノー天気で良かったな、とは思います。

それと、フェイスブックを通じてアルゼンチン人のアペール協会の親御さんたちからも沢山メッセージをいただき、「自分の娘の”新しい手”を初めて見た時には阿呆面下げて固まってしまった。あれは正にホラー映画だった」なんてコメントを読んで、ああぁぁ・・・やっぱり皆そうなんだ、とちょっと安心しました。「時間と共に100%変わっていくから大丈夫」と皆さんおっしゃっていましたし。

ただ、本来なら両腕を首から吊っておくぐらいのことをしないといけないらしいです。要は、手を下にぶらーんとぶら下げていると、血が下に溜まってしまって腫れが引かずに治りが遅いんだそう。でもムスメの場合は肘が曲がらないので、吊るわけにもいかず、だから通常よりも若干回復に時間がかかるでしょう、とお医者さんにも言われました。

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だからこうしてチェアーに座らせて、手をテーブルに乗っけるようにしています。

ギブスが取れて本人もすっきりした様子で、子供のころ散々遊んだ「おうたの絵本」に久々にはまっています。

これだと押すだけでいいから、包帯してても遊べるもんね。

こうして、一つの問題が他の多くのことにも影響をもたらすんだなあと改めて思いましたし、ムスメの場合はなかなか一筋縄ではいかないよう。まあ若干時間が掛かっても、回復してくれたらいいんだ、ぐらいに思っていないといけませんね。そうそう、よく映画などでギプスの足を天井から吊っているシーンを見かけましたが、あれって要は腫れを引かせるためだったんですねぇ、なんてこれって常識ですか(笑)?そんなことを学んでいる今日この頃です。

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とにかく術後この満面の笑みを頻繁に見せてくれるようになったムスメ。

指が動くのが不思議なのか、気持ち悪いのか、しきりに両手先をこすり合わせたりしてます

包帯が取れて指が動くのを見たらびっくりするのかな~?楽しみだね!!

以上、アペママ友達のIちゃん、Kママさん、今から覚悟しておいたらいいかもですよ~(笑)!!!いや、日本だともうちょっと事情は違うかもしれませんが・・・。