アルゼンチン暮らしIROIRO

アルゼンチン在住ライターの日々の想いイロイロ

初バケーション2 ~川遊びデビュー&夜遊び編~

1月29日火曜日、いよいよ川遊びに出発しました。

最初は元気良く歩き出したムスメも(写真左)・・・数ブロック歩いたところでもうイヤ~とベビーカーに(写真右)。ホテルから一番近いビーチまでは歩いて15分も掛からなかったんですけどねぇ。

P1302203_convert_20130209193001.jpg   P1302206_convert_20130209193907.jpg

こうして到着しました、プチュキビーチ。

P1302207_convert_20130209194127.jpg  P1302208_convert_20130209194337.jpg  P1302210_convert_20130209194518.jpg

見てください、この男子達の笑顔の薄さ!特にセドリックはお年頃で「写真なんか撮られたくないぜ」的な態度。

この日の川の水は前日の雨の影響で若干濁り気味。それでもまっ茶色のR市の水に比べたら格段に透明度は高く、私も大興奮!!笑っちゃったのが、日ごろから「俺は川での泳ぎ方を知っている」だの「水泳は得意だ」だのと豪語していたセドリックが、足首までしかない水にびびって一人で入りたがらなかったこと(爆)。ダーリンが一緒に入ってあげるまで足を濡らすことすらせず、一緒に入ったら入ったで、パパにしがみついて進むありさま。あ~あ、またお決まりの「口達者」だよ。出来ないことは偉そうに言わなきゃいいのにねぇ、、、と私は密かに大笑い。

ムスメも最初は水を怖がって、川岸にいながらにして川から目をそらしたりしていましたが(笑)、私が抱っこして少しずつ川に入って行ったところ途中で泣き声を上げ始めました。ムスメが「あ」とでも言おうものなら「やめろ!」とダーリンが大げさな顔して飛んで来るのはわかっていましたし、実際その通りになりましたが、「そんなことじゃ何にもできない!いいから私にまかせて」と説き伏せ、ゆっくり浅瀬に腰を下ろしました。

最初こそぐずぐずしていましたが、透明な水の中でひゅっひゅっと群れで泳ぐ小さな魚を見せ、川床から綺麗な色とりどりの石を拾って手に渡してあげたら、ムスメは濡れた冷たい石に触れてにっこり。ここでようやく恐怖心よりも好奇心の方が頭をもたげてきたようです。

P1302217_convert_20130209195044.jpg   P1302228_convert_20130209195249.jpg

P1302231_convert_20130209195652.jpg P1302234_convert_20130209195821.jpg P1302225_convert_20130210030000.jpg

我が家の男子達(&ムスメ)の「肉体美」にご注目!細すぎる~~。私がますます太く見え、非常に迷惑です。

この写真には浅瀬しか写っていませんが、実はダーリンでも足のつかない深いところ(187センチ以上ということ)も直ぐ傍にありました。川も海もよく知っていないと怖いですね。地元の子達なんかだと、岩の上から飛込みして遊んでいたりして逞しかったですけど。それとこのビーチには小さな滝のようになっている所もあり、滝つぼに座ると天然のジャグジーみたいでとっても気持ちよかったです。

こうして初の川遊びを楽しんでから、午後4時ごろにはホテルに一度戻り、涼しい室内で数時間休憩。ムスメにもしっかり昼寝をさせて、午後6時過ぎから町へ出かけました。実はR市では水道の水が日本と同じように飲めるという、かなり稀有なメリットがありますが、コルドバ(もしくは私達が泊まったホテル)では水道水はどうも川の水のようで飲めなかったため、食料品だけでなく飲料水の買出しは毎日の日課となりました。久しぶりに水道水が飲めない生活をしましたが・・・やっぱり不便ですねぇ。でも、野菜を洗ったりお米を炊いたりして、普段何気なく自宅で使っている水の多さにも改めて気がつくことになったのが、私的には良かったです。重たい思いをして飲み水を家まで運ばなければならない生活をしたことも。

さてこの日は食料品の買出しの前に、セドリックがどうしても行きたがっていた場所へ足を伸ばしました。それは、ゲームセンター[emoji:e-277]。なんかゲームセンターと言うと、日本人の、しかも私の世代だと「不良のたまり場」的なイメージしかありませんが、こちらのゲームセンターはどちらかというと「移動遊園地」の延長線上にあるような、とってもアットホームな雰囲気でした。この日は行った時間が早かったのでだ~れもいませんでしたが、後日少し遅い時間帯に前を通りかかったところ、家族連れでものすごく賑わっていました。

P1302253_convert_20130209200808.jpg P1302251_convert_20130209200558.jpg 

こーんな回転木馬みたいな乗り物とかあって、どこか懐かしい可愛らしい場所なのでした。

ここでセドリックは自分のお小遣いでムスメを乗り物に乗せてあげたいのだと主張。ムスメに選ばせてみたところ、写真右の白い車を選びました(やっぱり車好き?!)。と・こ・ろ・が、いざお金を入れて車が動き出した途端、ムスメはひ~んと嫌がってパパにしがみつき、結局降ろさなくちゃいけないことに・・・[emoji:e-260]。こんな乗り物一つだってそんなに安いわけじゃないので、セドリックとしては大ショックだったでしょうが、まぁあんまり細かいことを気にする子ではないので(そこがいいところ)、直ぐに気を取り直して自分のやりたいゲームに突進していきました。ごめんね~~セドリック~~~!!!

P1302250_convert_20130209200500.jpg   P1302248_convert_20130209200358.jpg

夜はダーリンがパスタとサラダを用意してくれて、皆でご飯を食べて夜10時ごろには就寝。セドリックだけはこの後も夜中までテレビを見ていたようです。テレビを見る習慣のない私とダーリンの家にはテレビ自体がないし、セドリックのお母さんもパソコンさえあればテレビはいらないという人なのであちらの家にもテレビはない。ホテル暮らしで彼が最も楽しんだことの一つがこのテレビだったでしょう。こんなにテレビが好きな子だったとは知らなかった・・・というぐらい、指くわえて長時間見ていましたもんね(苦笑)。

この翌日には、夜10時過ぎにパパと二人で再びゲームセンターへ。男達の夜遊びです(爆)!お陰で私はムスメが寝た後は一人ゆっくり本を読むことができて良かったです。こんな時間を持つのは本当に久しぶりだったので。と言うのも、家にいるとどうしてもネットがあるので仕事しちゃったり、メール書いていたり、、、今回泊まったホテルにネットがなかったのはむしろ幸いだったように思います。

次回は山登り&ラ・クンブレシータ編です!

〈続く〉