夏本番 - アルゼンチン暮らしIROIRO

ここのところ手術だ入院だと時間があまりなくて更新を怠ってきましたが、実は作っておりました。休みなく（笑）。いや～、すっかりはまりました、ソーイングに。

最初の準備作業で手を抜かなければ仕上がりも格段に綺麗になると分かり（←当然）、ますます楽しくなってきた今日この頃、自由時間欲しさに4時起きを続けてすっかり寝不足です。

1着目のワンピースに続き作ったのがこちらのチュニック。

春用に何か一着と思ったのですが、ここＲ市にはほとんど春が無いことを忘れていました・・・。そう、肌寒い日々が過ぎたと思ったら、いきなり夏本番！30度を超える日が始まったのです。でもまあ、次の秋にも着られるようにとかなり丈を長めに取ったので、また着てもらえる日も来るでしょう。

使った布はサマーコーディユロイのピンクの花柄。この布、薄過ぎず厚過ぎずとっても縫いやすいんですよね。前回のサマードレスもこれでした。パターンはいつものこちらの本から。

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(2009/03/30)
片貝夕起

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ただし、オリジナルのパターンでは背中の開きが短く、前回のサマードレスはそれが原因で脱が少し難しかったので、その反省を踏まえてかなり長めに開きをつけました。お陰で着せるのも脱がせるのもとっても楽！

少しだけ気温の下がった日、ここぞとばかりに着せてみたらこんな感じになりました。

もう最近の私の楽しみと言えば、新しい洋服をじゃじゃーんと取り出した時にムスメが見せてくれる満面の笑みです。着せて着せて～～とせがむ我が子に袖を通してあげると、お嬢様さっそく大きな鏡へ直行。鏡の前でひらひらと体を回してみたり、首をかしげて微笑んでみたりと、まあまあ可愛いこと！！！やっぱり女の子はいいね～～～～～と私もほっこり。「これ好き？」と聞くとぶんぶんと頷き、「じゃあママ、もっといっぱい作ろうか？」と聞くともっと激しく頷いていました。ああ、沢山作ってあげよ～～～～～。

と、このチュニックに合わせて作ったのがこちらのレギンス。

パターン自体は超簡単であっという間に出来るかと思いきや・・・初めてのニットソーイングにはてこずりました。まずは糸調子を合わせるのに一苦労。何度も縫っては糸ががらがらに絡まって発狂一歩手前状態に（家族は震撼。笑）。

ドカンといきそうになった時、ふと手元にあったミシンのマニュアルを広げてみたところ、ありましたありました、ニットソーイングについての説明が・・・。も～本当に、マニュアル読もうよ、とどうしようもないほど典型的な初心者ぶりに自分でも呆れました。モードを切り替えてみたら、あら簡単！で、この写真の長めのレギンスと、まだ写真を撮っていないハーフレギンスの2着を作ることができました。着せてみたら履き心地良さそう！

さて、勢い止まらず、次に作ったのがこちらのギャザーキャミソール2着。いずれも同じパターンレーベルさんの本から。

遠くからみると緑色の水玉に見えますが、実はケロヨン、カエルのプリントです。オリジナルは肩で結ぶタイプではなかったのですが、ムスメの右肩、何を着せてもずるりと落ちてしまうので、敢えて肩で結ぶデザインにしてみたら着崩れせずに超快適に！！市販の服だとこうはいかないし、正にこうした微調整をしてあげたくてニッティングもソーイングも始めたので、この結果に自己満足する母なのでした。

このケロヨンキャミが予想以上に着せやすく、本人も心地良さそうだったため、もう一着同じデザインで作りました。ちなみに、ケロヨンの方は通した胸元のゴムが若干長めだったため、いまひとつ体にフィットしなかったので、今回は1センチ半ほど短めにゴムを切ってみたところ、バッチリ。ものづくりって、こうしたとっても小さいディティールににんまりする世界ですよね（笑）。

ちなみにこのオレンジの布のプリント、私はてっきりにんじんと思い込んでいて、にんじんの飾りボタンまで付けてみたんですが、よぉ～く見ると実はイチゴだということが判明！なんでイチゴプリントなのにオレンジ色なわけ？？？謎です・・・。

これら2つのプリント生地は、実はムスメがまだ赤ちゃんだった頃に日本の母が送ってくれたもので、50センチしか長さがありませんでした。でもこの国では手に入らない貴重な綿100％のガーゼ生地だったので、ミシンを手にした今、ぜひ何かを作りたいと思ったところ、このガーゼキャミソールがジャストサイズ、もうぎりぎりでなんとかパターンが取れました。

着せてみたらこんな感じに。もちろん、まずはお嬢様、鏡の前でひらひらダンスです（爆）。