夏の風物詩 - アルゼンチン暮らしIROIRO

我が家の夏の風物詩と言えば、ささやかなプール開き。

そうです。今年もやってきました、私の庭を徐々に破壊してくれちゃう、恒例のプール月間が。なにしろプールを設置すると、お友達のお子さんなどが遊びに来てくれるたびに、水場が戦場と化します。そうやってお子様たちが大暴れをしながら、うっかりして私の花々を「ポッキン」とやってしまうわけです。はぁ～，今年の５つのアガパンサスたちは果して無事にその命をまっとうできるでしょうか。

海洋生物3匹現る。

小さな庭だけど、本当に大活躍です。子供たちのためにと、駐車場じゃなくて庭付きの家を選んで大正解（両方ついているのは予算が足りず・・）。そう言えば、日本では庭があってもプールってあんまり使いませんね。ご近所さんに水着姿を見られるのが恥ずかしいからか、泳げない（漬かるだけの）プールに価値がないと思うからか・・・でも暑い日にプールにどっぷんと漬かると、本当に体が冷えて涼しくなるので、省エネ効果抜群！お勧めです。

夏っぽいと言えば、こちらも。

左は庭のオレガノ乾燥中。乾燥したら、こうしてぶら下げたまま葉っぱ部分をちぎって使います。

左は庭のオレガノ乾燥中の図。昨日、生地から練って作った自家製ピザにトッピングしたら、香りが強くて美味しかった！アルゼンチンってイタリア系移民が多いので、ピザとかパスタ、ニョッキが食卓に上がることが多いんです。ちなみにダーリンもイタリア系移民の血を引くので、実はイタリアのパスポートを持っています。

右は、セドリックが最近はまっているビーズ細工。週末の朝に一緒に座って作りました。彼も同じくトンボを作りましたが、色にこだわり過ぎて出来上がりはなんだか毒々しい色合いの蛾みたいになってました（爆）。だから写真はなしだそうです。

年中食べるけど、やっぱり暑い中にやるのが一番賑やかで楽しいＡＳＡＤＯ（炭火焼肉）。なんでアルゼンチン人ってこんなに肉が好きなんだろう・・・と、時に呆れるぐらいです。スーパーの肉売り場やお肉屋さんには、真剣な目つきで肉を見定めるアルゼンチン人がずらり。確かに美味しいんですけどね。日本の霜降りとは違って、赤身が柔らかくて、しっかりお肉の味がして、炭や蒔きで焼くからジューシーで、これを食べたらちょっとやそっとのお肉じゃ美味しいとは思えなくなるぐらい。

この日は3人用だったからお肉も少なめ。大人数の日は肉でぎっしりになります（ひ～）。

もう一つ、夏の風物詩の定番といえばこちら。

飾りつけ開始前の和やかな記念撮影。飾り付け中に兄妹の中は決裂した模様（爆）。

じゃーん。出ました、真夏のクリスマス。

今年は二人して仲良く飾り付けをしていたと思ったら、飽たムスメは途中退場。完成させたお兄ちゃんとツリーの記念撮影です。ムスメは夜になってまた戻ってきて、周りをうろうろしては嬉しそうに声を上げて、あちこち触りながら興味津々に眺めておりました。

さて、週末のある日の午後。ダーリンの親友のＤが息子のＳ君6歳を連れて遊びに来ました。セドリックとＳ君はプールで激しく戦った後（なんですぐ戦争になるんだか）、玄関前に陣取って仲良くブロック遊びを始めました。ほっ・・・ようやく静寂が・・・（笑）。

「亭主元気で留守がいい」は名言ですが、「子供元気で寡黙がいい」ってのもありません？

このブロック、従来のものとシステムが全然違う”キュービック”というもの。少し難しいけど凄く面白くて、自在に動かせることろが魅力です。我が家のお兄ちゃんはこういうのやらせると俄然才能を発揮します。で、できた作品がこちら↓。車は上部が、ロボットは手足が多方向へ動かせる優れもの。毎度のことですが、彼の頭の柔軟さには感心します。